フルムーンに思う 猫Guessの独り言
お気に入りの近所にあるお肴とお酒のお店。
そろそろ、大好きな鱧が出てくる季節。
サラダの手作りドレッシング、稲庭うどんのお出汁、もちろんお魚、なにを頼んでも、はずれがなくて、みな美味しい。
何と言っても、アルバイトさんのお給仕の仕方のマナーが素晴らしい。
それは厳しい修行をした店主が、スタッフさんへ日本料理屋さんのお給仕のマナーをしっかりと躾をしているからだ。
こういう店で働ける人は、幸せだ。
最近、ちょと知られた店でもスタッフさんのお給仕マナーがひどいことが多い。
お料理のお皿を、お料理を手渡されたり、お料理の置き場がないと、こちらがテーブルを片付けて、お料理を置く場所を作るのを待っている人さえいるのには、驚く。
口うるさい、おばさんの小言のように聞こえるかもしれないが、美しい文化と真心が一緒に消えて行くように感じている。
テーブルの上を開けたり、お皿を受け取るくらい、なんともないことだが、それは、善意や親切、思いやりにはならない。
いつから 考え方まで、へなちょこになってしまったんだろう………。
私たちは、個人の力(能力)で、やるべきことをやっているだろうか?
自分の気分の良くなるような愛や優しさを安易に求めすぎてはいないだろうか?
逆に、善意や愛や優しさサポート、相手を引き立てる強さなどをおこなっているだろうか?
力や能力を差し出す強さは、自分を大切にすることなのだと思える。
差し出す強さは、なにかを得ることで自身の何かを護れると信じていたことから、自身にすでにある力や能力を差し出すという「豊かさ」気づくこと。
本来の共存、1つであるということに気づく道のりなのだと思う。
新しいことを始めるといい、と教えてもらった6月のフルムーン。
私自身が、豊かさを分かち合える 存在 であれる よう 祈りを込めて。
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