ミラー 存在する 猫Guess の独り言

人が生きる という事をちょうどこの写真が表してくれている。
眼に映る世界、耳で聴こえる 世界、思考する世界が 世界と呼んでいるもの。

人間は、その人特有の
なんらかを受信し、
なにかを想像し、
なんらかの行いをし、
なんらかの認識や気持ちになる。

必死で生きなければならない時代には、ヒーリングもセラピーも今より少なかった。
ヒーリングや セラピーが盛んなこの時代、豊かでゆとりがあるのだと思う。 
その分、感情と思考というマインドさえも物質のようになってしまい、うまくバランスが取れていないのではないだろうか。

個の自我 の中に いる とき、(私 があると100%信じている私たちにとって)それは当たり前のこと。

愛がないとだめ、親切でないとだめ、成功しないと、ちゃんとしないと、だめ、だめ、だめ……
こうだったら…、あ〜だったら…という思い、思考と感情がくっついた愛着が、「私」 を制限する。

このように、頭、思考中心に 生きている と なぜか 理屈や 理由や意味や価値のようなものが「私」の支えになる。

しかし、どうだろう………
この美しい色の世界 をみて

この 肉体に しっかり と 存在していたら  
美しいなぁ  と受け取り
この色の世界に包まれたと想像し
そっと手を合わせ 世界に祈りをし
ありがたい と 認識 が起こる
………かもしれない。

「私」が「私」を自由にできる 唯一だと、気づこう。

自我の思考、というより 自我そのものが思考なのだが、それが無いとわかると、
よく言われている  「本物の私、ありのままの私」へ 戻る。
俗に言う  私 を 超えた 、私 という思いや考え、感覚がない    ものへ 移行するだけなのだ。

それは、簡単に 言えば、 私 の 感情、私の考え という 私の心もようの感情の感覚ではない。 
 「 嬉しい、楽しい、ありがたい、しあわせ」 というかんかくそのもの。
source  というバイブレーション(波動)が私と呼んでいるものだ と気づくかもしれない。

すると、 「私の意図」だった私が所持していた意図は、
所持するものがいない 何にもくっかない純粋無垢な意図が 現れる。

生きることも、そこに存在するあらゆるものやこととの関係も 純粋無垢な意図から なされる。
そこに 私は ない。

自我は、決して悪いものではない、むしろ 本来の姿の出現を助けてくれる、最高の資源のパッケージなのだ。
そのパッケージされた資源が、私が何者かを教えてくれる 力になる。


あなたのいる場所を 愛しなさい。
あなたの周りにいる人たちを愛しなさい。
あなたのやっていることを愛しなさい。
…………。
これは、Findhornで、ある人が教えてくれたピーター キャディの言葉だ。

多分、こう続く………
あなた自身を愛しなさい。

このことからの気づきは、
個性から入り、個性を慈しむことで 個性の先を観ることができる実践版だ。
個性を愛し、抱きしめ 、また同時に 個性がないということをも知っている。

個性の側面からみたとき、
人は ソースのエッセンスでこの世界に誕生し 
「私」をとおして「私」を知る 旅をする。
そして「大いなる 私= 感性、認識」は、大いなる 創造をする。

同様に創造の源の現れから存在すると、私のない 率先したありようが自然に起こる。
過去の 「小さな 私」の喜びから   所有者のない 「喜び、しあわせ」のバイブレーションに変わる。
こうなると 自身と呼んでいたものが 世界だった とわかるだろう。
私 という 視点 から  全体 (大河の一滴でもいいかも)の視点 、それが本来の 私 という もの。

だれでも、なんでも創造できるのだ。
楽しいね。


参考までに、
五蘊(ごうん)  というものがある。
色、受、想、行、識 という5つのことで、
「私」を構成する5つの要素のことです。
色とは、肉体、物質的なもの。
受とは、外からのさままな刺激を受けてそれをどううけとるか。
想とは、外からの受けた刺激からどのように積極的に作りあげるか。
行とは、自分から何かをお起こすこと
識とは、認識、受取った情報や心の(気持ち)情態をニュートラルに映しだす。
というのが仏教の教えです。
ですが、般若心経は5つの構成要素さえ、『空』という教えです。
ある時、お釈迦様は、仏道の修行者と山に登りました。みなが待っているとお釈迦様は広く深い瞑想に入り、山は静まりかえりました。そこで舎利子は、観音さまに問いかけました。「若い修行者が立派な瞑想をするには、どうすればよいですか?」
観音様、は、こう答えました。
「私観自在菩薩は、人間を掌る五蘊という5つの要素が実は空だと悟り、あらゆる苦難から逃れたのです。」

Blue Lotus ありのままで 

鳥には空が見えない、 魚には水がみえない、 人間には自分がみえない

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